「freeeカードってどうなの?」
「クラウド会計ソフトのfreeeを使っているけど、クレジットカードは使いやすいの?」
このような疑問を持っている方は、多いのではないでしょうか。
個人事業主の間で人気のfreeeは、クレジットカードも展開しています。
滝トシもfreeeカードを申し込んで、事業用に利用しています。
今回は、滝トシがfreeeカードを実際に使ってみて、メリット・デメリットを解説。
とくにfreeeを使っている方には、必見の記事です。
ぜひ最後まで読んでください。
freeeカード一覧
freeeカードには全部で7種類あります。
カード名 | freeeセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード | freee MasterCard | freee MasterCardゴールド | freee MasterCardワイド | freee MasterCardワイドゴールド | freee VISAクラシックカード | freee VISAゴールドカード |
年会費 | 22,000円(税込) | 0円(税込) | 2,200円(税込) | 0円(税込) | 2,200円(税込) | 1,375円(税込) | 11,000円(税込) |
還元率 | 1.125% | 0% | 0.5~1% | 0% | 0.5~1% | 0% | 0.5% |
国際ブランド | AMEX | Mastercard | Mastercard | Mastercard | Mastercard | VISA | VISA |
国際ブランドのアメックスから1枚、マスタカードから4枚、VISAから2枚が展開されています。
特徴としては、同じゴールドカードでもVISAよりもマスターカードの方が年会費は安い点です。
そのためfreeeカードでゴールドカードを利用する方は、マスターカードを選びましょう。
今回はfreee マスターカードゴールドを使用
freeeセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードとfreeeを連携させたカードです。
滝トシは、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを持っているため、freeeではfreee MasterCardゴールドを申し込みました。
メリットは空港ラウンジはもちろん、freeeの優待やビジネスで使うサービスの特典も受けられる点です。
freeeカードを使ってみてわかったメリット3つ
実際にfreeeカードを数ヶ月(10万円ほど)使ってみて、わかったメリットを3つ紹介します。
- クラウド会計ソフトfreeeと連携がしやすい
- ビジネスに役に立つ優待がある
- カード発行が早い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.クラウド会計ソフトfreeeと連携がしやすい
freeeカードはfreeeと連携がスムーズに取れ、仕分けも自動で行います。
今まで仕訳項目を一つ一つする必要がなく、時間の節約のメリットがあります。
クレジットカードの明細をエクセルでダウンロードし、一つ一つを会計ソフトに打ち込む必要はありません。
2.ビジネスに役に立つ優待がある
freeeカードには、ビジネスで役に立つ優待が多数付帯されています。
たとえば以下のサービスを優待で利用可能です。
- 会計ソフトfreeeの2000円ディスカウントクーポン
- Adobe Creative Cloudコンプリートプラン(個人版)を初年度15%OFF
- 士業関連の相談が1回無料
- ビジネス用じゃらん割引サービス
他にもオフィスで使う備品の割引なども提供されています。
3.カード発行が早い
滝トシが申し込んだfreeeゴールドカードは、審査が早く通り、4営業日で発行されました。
freeeカードでは、申し込むときに事業の証明や売上の証明を見せる必要はありません。
法人の方だけでなく、個人事業主でも利用できます。
そのため事業がまだ軌道に乗っていない方や、早くビジネスカードが欲しい方におすすめです。
freeeカードを使ってみてわかったデメリット2つ
一方でfreeeカードを使ってわかったデメリット2つを紹介します。
- ポイントの還元は普通
- VISAとマスターカードで優待が違う
1.ポイントの還元は普通
個人向けのクレジットカードには、高ポイント還元が当たり前ですが、freeeカードはポイント還元が低いです。
freeeゴールドカードは、通常は0.5%で最高でも1%しか還元されません。
しかも1000円以上使わなければポイントが貯まらないため、多額の利用がなければオトクではありません。
そのためポイント還元を狙っている方は、以下のクレジットカードがおすすめです。
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(還元率1.25%)
- 三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド(還元率最大1.5%)
- Airカード(還元率1.5%)
2.VISAとマスターカードで優待が違う
VISAとマスターカードでは、優待が違います。
違いは以下のとおりです。
国際ブランド | VISA | マスターカード |
優待内容 | Visa ビジネスオファー・ビジネスグルメオファー福利厚生代行サービス割引航空券チケットレス発券サービスビジネス用じゃらん割引サービス会計ソフトの優待アドビ優待ビジネスサポートサービス | MasterCardビジネス・アシスト福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」海外アシスタンスサービス「LIFE DESK」(ゴールドカードのみ)旅行サービス「Travel Gate」(ゴールドカードのみ) |
引用:VISAビジネスオファー、マスターカードビジネス・アシスト、ライフカード
多くのデザイナーや動画編集の方が使用するアドビ製のソフトウェアを、VISAなら優待価格で利用可能です。
一方で、旅行のアシストや旅行でのトラブルに対応したサービスは、マスターカードの方が優れています。
両方のメリットを得られないため、両方の優待を得たい方は別のクレジットカードがおすすめです。
freeeカードを使うべき人
freeeカードを実際に使ってわかったメリット・デメリットから、以下の人がおすすめです。
- freeeを使う人
- 安い年会費でビジネス用のカードを持ちたい人
freeeを使う人
freeeを使う方にfreeeカードを検討する価値はあります。
理由は、カードとソフトウェアの連携ができ、経費や仕分けの記帳が楽になることと優待があるからです。
経費や仕分けはもちろん、税金の支払いを個人事業主は自分でしなければなりません。
そのときにfreeeとfreeeカードで完結させれば、無駄な作業を減らせます。
またfreeeカードを申し込むときにfreeeの割引クーポンがもらえます。
無駄な工数や経費の削減ができるため、freeeを使う方はfreeeカードをご検討ください。
安い年会費でビジネス用のカードを持ちたい人
安い年会費でビジネス用カードを持ちたい人にもおすすめです。
ゴールドカードと同等の優待があり、さらにビジネス用カードではfreeeカード以外ほとんどありません。
たとえば以下のゴールドもしくはプラチナカードで年会費を確認してみましょう。
カード名 | アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード | 三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド | セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | オリコEX Gold for Biz | JCBゴールド法人カード | 楽天ビジネスカード |
年会費 | 初年度無料2年目以降36,300円 | 5,500円 | 年会費22,000円年間ショッピング利用金額が200万円以上の方は、次年度の年会費が半額 | 初年度無料2年目以降2,200円 | 初年度無料2年目以降11,000円 | 2,200円※別途楽天プレミアムカード年会費11,000円が必要 |
現状、オリコEX Gold for Bizのみfreeeゴールドカードと同じ年会費でした。
他にもゴールドカードで安いのがありますが、招待制だったり、特定の会員に参加しなければ利用できません。
そのため年会費を抑えたい方は、freeeカードがおすすめです。
freee会計ソフトを使う人はぜひ使うべき!
freeeでは7種類のカードが発行されており、それぞれ特色が違います。
今後freeeカードを使う人は、個人的にfreee マスターカードゴールドがおすすめです。
理由は、以下のとおりです。
- 年会費が安いゴールドカード
- freeeと連携が取れている
- 使える優待が幅広い
- 審査が通りやすい(すぐに発行される)
- freeeも優待価格で使える
今後個人事業主を考えている人や最初のビジネスカードを探している方は、ぜひ検討してみてください。
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